医療法人社団喜咲会設立のご挨拶

医療法人社団喜咲会設立のご挨拶

当院も開院からもうすぐで3年となろうとしております。少しずつ地域の方々に認知され、多数の患者様にご愛顧いただきもうすぐで分娩数も2000に達しようとしております。
このたび、医療法人社団喜咲会を設立しました。個人クリニックではなくなりましたので、非営利組織、公益性を担保していくことに加え、経営体質の強化、社会的信用の向上がなされた上で、事業の安定・継続性を高めてまいります。
日本書紀で「歓喜咲楽」で「ゑらぎあそぶ」と読ませており、古事記の天の岩屋のくだりでも「歓喜咲楽」が登場します。まことにおもしろく楽しみ遊ぶ状況が、当院の理念に合致することから、一部分を頂き、「喜咲会」と命名させていただきました。
私自身の人生のテーマの一つでもあります、温故知新の精神、故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る精神、そして、また、大好きな言葉「置かれた場所で咲きなさい」からも非常にしっくりくるネーミングをさせていただきました。
「喜ぶ」(よろこぶ、めでたい)
「咲く」(さく、よろこぶ)
当医療法人社団が、よろこびに満ちあふれていて欲しいという願いを込めております。妊婦さん、新しい命の笑顔があふれていますよう願っております。
医療法人社団喜咲会の運営するローズマタニティクリニックとして、地域の周産期医療、産婦人科医療への貢献を今までと変わらず、さらに発展させてまいりたいと考えております。
新しい家族ができる幸せに満ちあふれた素敵なクリニックを目指しております。これからも一層ご愛顧頂けますよう努力してまいります。

2024年7月吉日

基本理念

お母さんが本来持っている力を活かして、自然な形でのお産を手助けします。
自然分娩での健やかなお産を第一に掲げています。
さいたま市において分娩を取り扱う医療機関として、地域医療に貢献します。

お母さんと赤ちゃん、そしてご家族の絆

家族の絆のイメージ写真

親と子、そしてご家族の絆づくりをサポートします。
立会い分娩や母児同室、 母乳育児を推奨しています。
また、ご家族も泊まれる設備を整えています。(感染症対策のため現在保留中です。)

女性の健康・安心のために

女性の皆さんの健康、安心のためのクリニックです。子宮癌検診をはじめとする検診、妊婦健診・産後健診、産後ケア、母体保護手術など、幅広く対応いたします。
食事から元気が得られるよう、入院中の食事にも特に力を入れています。

スタッフ全員で心よりお待ちしております

出産・分娩、妊婦健診、子宮癌検診など「ローズマタニティクリニックに任せてよかった」と思ってもらえるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。

分娩様式

2021年9月~2023年8月まで

当院がこの自然豊かな風土や住みやすい環境が魅力の「さいたま市」で開院してから早くも3年を迎えようとしております。
これまで、ローズマタニティクリニックで元気な産声を上げてくれた赤ちゃんのため。そして、これからローズマタニティクリニックで大事な家族史の1ページを作るお手伝いをしたいという思いから約2年の医療実績をまとめさせていただきました。

総分娩件数は755件。
うち、自然分娩で出産された方が620件(82%)を占めています。
帝王切開は117件(全体の15%)。21%前後と報告されている全国平均に比較して低率でした。さらには、低身長・肥満・骨盤位や前回帝王切開分娩をされているという理由で帝王切開で出産された方は64件(全体14%)でした。そうなるとお気づきの通り、緊急帝王切開が最も少なく49件(全体の6%)という極めて低率という結果になりました。
また、吸引分娩・鉗子分娩が圧倒的に少ないということがよくわかります。
このように緊急帝王切開・吸引分娩・鉗子分娩を圧倒的に少なくできたことは、開院よりずっと「安心・安全な医療提供」「自然分娩での健やかなお産」を掲げておりましたので、妊婦さん・医師・助産師・看護師・看護助手・受付が一丸となって経腟分娩を目指した結果だと考えております。

分娩様式 グラフ1

妊娠・出産は、お母様やご家族の皆様にとって、かけがえのない幸せな経験です。
私たちも赤ちゃんが産声をあげた瞬間、皆が笑顔になる、あの空間が大好きです。
その幸せな時間をローズマタニティクリニックで作っていただいた方々にアンケートを行いました。
当院の評価を伺ったところ、100%が「良かった」と感じて下さいました。
今後、出産される際、当院を選択肢の一つとして考えられますか?に対しても90%が「はい」「もちろんです」「授かる機会があれば是非お願いしたいです!」「またお世話になりたいです」とご回答していただけました。

分娩様式 グラフ2

分娩様式 グラフ3